愛情不足!?
GW中に遊びに来ていた姪から
宿題を手伝ってほしいと言われました。
それは「人権について」の作文。
世界中にいろんな人権侵害があって
どれも知るべきことだけれど、
身近にあって気付かれにくい人権侵害の一つとして私が説明できるのは
”発達障害”への誤解や偏見、それによって生み出される差別やいじめについてです。
私は時間をかけて図解しながら
発達障害とは何か?というところから
発達障害のある人はどんなことに困っているのか?
いい支援や理解があればどんな可能性が得られるか?
現在の課題は何か?
・・・などなどたっぷり話しました。
ちゃんと伝わって、何かを感じてくれたなら
きっと姪は今頃、自分の言葉で納得のいく作文を書いてくれていることでしょう・・・
(作文の書き方は一切指南しませんでした)
折りしも昨日は
大阪維新の会の市議団が提出しようとした「家庭教育支援条例案」の報道もあり・・・
発達障害は親の愛情不足が大きな要因だとか
伝統的な子育てによって発達障害を予防・防止できるとか・・・
そこには目が飛び出るような文言が・・・
結局、各方面から大バッシングを受けて白紙撤回したようですが
いかに根本的に間違った概念が未だこの国には存在しているか、
それによってどれだけ多くの人を傷つけているかを示す事案です。
日々悩みながら我が子のために一生懸命の親たちを
支える誰か(どこか)をしっかり育成することや
ちゃんと機能する支援システムを行政が早くつくることこそが急務なのに、
親を責め、親だけにもっと頑張らせようとすることは
”支援”でも何でもありません。
少なくとも日本を本気で改革しようとする人たちには
そこに気付く感性をもち合わせていてほしいなと思います・・・
宿題を手伝ってほしいと言われました。
それは「人権について」の作文。
世界中にいろんな人権侵害があって
どれも知るべきことだけれど、
身近にあって気付かれにくい人権侵害の一つとして私が説明できるのは
”発達障害”への誤解や偏見、それによって生み出される差別やいじめについてです。
私は時間をかけて図解しながら
発達障害とは何か?というところから
発達障害のある人はどんなことに困っているのか?
いい支援や理解があればどんな可能性が得られるか?
現在の課題は何か?
・・・などなどたっぷり話しました。
ちゃんと伝わって、何かを感じてくれたなら
きっと姪は今頃、自分の言葉で納得のいく作文を書いてくれていることでしょう・・・
(作文の書き方は一切指南しませんでした)
折りしも昨日は
大阪維新の会の市議団が提出しようとした「家庭教育支援条例案」の報道もあり・・・
発達障害は親の愛情不足が大きな要因だとか
伝統的な子育てによって発達障害を予防・防止できるとか・・・
そこには目が飛び出るような文言が・・・
結局、各方面から大バッシングを受けて白紙撤回したようですが
いかに根本的に間違った概念が未だこの国には存在しているか、
それによってどれだけ多くの人を傷つけているかを示す事案です。
日々悩みながら我が子のために一生懸命の親たちを
支える誰か(どこか)をしっかり育成することや
ちゃんと機能する支援システムを行政が早くつくることこそが急務なのに、
親を責め、親だけにもっと頑張らせようとすることは
”支援”でも何でもありません。
少なくとも日本を本気で改革しようとする人たちには
そこに気付く感性をもち合わせていてほしいなと思います・・・
5月の研修会について
国の宝
今月の研修は、6回シリーズの1回目・・・
発達障害への理解と学習支援についてでした。
日本では
まだまだ認知度や理解の足りない”発達障害”や”特別支援”。
子どもたちの心の声に気付いた保護者や現場の教師や民間団体が
それぞれ動き、地道に理解者を得ていくしかないのが現状です。
初めての土曜日開催ということで
家庭教師の先生以外にも
保護者、NPO関係者、障害者就労支援のお仕事をされている方など
たくさんの方々にご参加いただき、
後半の意見交換では普段は聴けない貴重なお話を伺うこともできました。
意見交換の中で感じたのは、
子どもと向き合っている大人一人ひとりは
日々の生活の中で子どもたちのことを本当に真剣に考え、
試行錯誤しながら孤軍奮闘しているのだということです。
そういう心ある大人が、今後も一人でも多く増えていくと同時に
それぞれがそんなに頑張らなくても
子どもたちが当たり前のように適切な支援を受けられる社会のしくみが、
大人たちが立場を越えて連携できるような、ちゃんと機能する制度が、
早くできれば・・・といつも思います。
30年以上前から個別の教育的ニーズに目を向け
特別支援関連に約7000億円の予算をつぎ込むイギリスでは
”社会人になるまで一貫した、長所を伸ばす教育”
という概念が広く行き渡っていて
子どもたちの間でも、発達障害があることや
支援を受けることが特別なことではないため
いじめやひやかしのようなことも起こらないといいます。
ちなみに日本の特別支援関連予算は、諸々合わせても
約464億円(23年度・LD学会会報より)です。
しかも前年度の527億円から63億円も減額しています。
この違いは単に国の経済力による差なのか、
意識による差なのか・・・
子どもが国の宝であることは
世界中どこでも変わりありません。
発達障害への理解と学習支援についてでした。
日本では
まだまだ認知度や理解の足りない”発達障害”や”特別支援”。
子どもたちの心の声に気付いた保護者や現場の教師や民間団体が
それぞれ動き、地道に理解者を得ていくしかないのが現状です。
初めての土曜日開催ということで
家庭教師の先生以外にも
保護者、NPO関係者、障害者就労支援のお仕事をされている方など
たくさんの方々にご参加いただき、
後半の意見交換では普段は聴けない貴重なお話を伺うこともできました。
意見交換の中で感じたのは、
子どもと向き合っている大人一人ひとりは
日々の生活の中で子どもたちのことを本当に真剣に考え、
試行錯誤しながら孤軍奮闘しているのだということです。
そういう心ある大人が、今後も一人でも多く増えていくと同時に
それぞれがそんなに頑張らなくても
子どもたちが当たり前のように適切な支援を受けられる社会のしくみが、
大人たちが立場を越えて連携できるような、ちゃんと機能する制度が、
早くできれば・・・といつも思います。
30年以上前から個別の教育的ニーズに目を向け
特別支援関連に約7000億円の予算をつぎ込むイギリスでは
”社会人になるまで一貫した、長所を伸ばす教育”
という概念が広く行き渡っていて
子どもたちの間でも、発達障害があることや
支援を受けることが特別なことではないため
いじめやひやかしのようなことも起こらないといいます。
ちなみに日本の特別支援関連予算は、諸々合わせても
約464億円(23年度・LD学会会報より)です。
しかも前年度の527億円から63億円も減額しています。
この違いは単に国の経済力による差なのか、
意識による差なのか・・・
子どもが国の宝であることは
世界中どこでも変わりありません。
感受性の強さ
昔、母に
「あなたは感受性が強すぎてかわいそう」
と言われた記憶があります。
感受性が豊かなことはとてもステキなことだけれど
強すぎるがゆえに人一倍傷付きやすい。
人のちょっとした一言や態度に敏感に反応し、
時にボロボロになってしまう私を見て
母は不憫に思ったのでしょう。
学生時代、「感情なんかなければいいのに。」と本気で思ったことがあります。
ロボットのように感情をなくすことを試みたこともあります(笑)
担当している生徒さんや最近出会ったお子さんの中にも
感受性が豊かで、才能もあって、いいところもたくさんたくさんあるのに
ちょっと人と違うところや変わったものの見方があるために否定され
心無い言葉を散々浴びせられ、ボロボロに傷付き
すっかり自分に自信をなくしてしまっている子が何人かいます。
特に、毎日通う学校生活でそれが日常化してしまえば
それは想像以上に苦痛な日々となることでしょう・・・
幸いなことに、その何人かのお母さんたちは
お子さんのことをよく理解し、受けとめ、ちゃんと寄り添っていらっしゃいます。
無理にでも学校に行けとは言わないし
その子のよさを一生懸命本人に伝え、必要なときにはどこへでも出て戦い、
無償の愛を体現していらっしゃいます。
周囲のつらい現実がもし変わらなくても
そうやって自分を理解し受けとめてくれる存在がいると知ることは
その子の生涯を静かに、強く支える根幹となるに違いありません。
そして、感受性が強いからこそ
人のやさしさや愛を、着実に自分の糧としていけるのかもしれません。
健全な自己肯定感さえ育っていれば
成長し大人になっていく過程で
誰にでもいいところとダメなところがあり
できるものとできないものとがあり
自分のよさや価値を認めてくれる相手を選んでつきあっていけばいいのだと
気付くことができるでしょう・・・
今、苦しんでいる子どもたちが
そういう”自分の居場所”を自分で見つけることができるまで
ご家族とともに支えること、そして
支えているご家族の支えとなっていくことも
私たちの目指す大きな役割かなと思っています・・・
「あなたは感受性が強すぎてかわいそう」
と言われた記憶があります。
感受性が豊かなことはとてもステキなことだけれど
強すぎるがゆえに人一倍傷付きやすい。
人のちょっとした一言や態度に敏感に反応し、
時にボロボロになってしまう私を見て
母は不憫に思ったのでしょう。
学生時代、「感情なんかなければいいのに。」と本気で思ったことがあります。
ロボットのように感情をなくすことを試みたこともあります(笑)
担当している生徒さんや最近出会ったお子さんの中にも
感受性が豊かで、才能もあって、いいところもたくさんたくさんあるのに
ちょっと人と違うところや変わったものの見方があるために否定され
心無い言葉を散々浴びせられ、ボロボロに傷付き
すっかり自分に自信をなくしてしまっている子が何人かいます。
特に、毎日通う学校生活でそれが日常化してしまえば
それは想像以上に苦痛な日々となることでしょう・・・
幸いなことに、その何人かのお母さんたちは
お子さんのことをよく理解し、受けとめ、ちゃんと寄り添っていらっしゃいます。
無理にでも学校に行けとは言わないし
その子のよさを一生懸命本人に伝え、必要なときにはどこへでも出て戦い、
無償の愛を体現していらっしゃいます。
周囲のつらい現実がもし変わらなくても
そうやって自分を理解し受けとめてくれる存在がいると知ることは
その子の生涯を静かに、強く支える根幹となるに違いありません。
そして、感受性が強いからこそ
人のやさしさや愛を、着実に自分の糧としていけるのかもしれません。
健全な自己肯定感さえ育っていれば
成長し大人になっていく過程で
誰にでもいいところとダメなところがあり
できるものとできないものとがあり
自分のよさや価値を認めてくれる相手を選んでつきあっていけばいいのだと
気付くことができるでしょう・・・
今、苦しんでいる子どもたちが
そういう”自分の居場所”を自分で見つけることができるまで
ご家族とともに支えること、そして
支えているご家族の支えとなっていくことも
私たちの目指す大きな役割かなと思っています・・・
遺児支援報告会(4月)
今月も定例の遺児支援報告会がありました。
いつも熱心に子どもたちと向き合ってくださっている先生方には
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
順調に自分のペースで学習に向かえている子、
今は学習よりも、エネルギーを蓄えるための時期を迎えている子・・・
一人ひとり様子は様々です。
それぞれの子どもたちの今とどう向き合っていったらいいか・・・
子どもたちを直接支えているご家族や先生方を
私たちはどうやって支えていけるか・・・
再度考えさせられる報告会でした。
先日は、東北大にて遺児支援のボランティア説明会に参加し
こうした私たちの取り組みを紹介する機会をいただきました。
全国各地出身の入学生や
外国人留学生も話を聴きに立ち寄ってくださり
「被災地の子どもたちのために何かしたい!」と思う人たちの
熱い気持ちを肌で感じることができました。
とはいえ、誰にでも簡単にできるボランティアではないので
私たちは慎重に、信頼できる仲間を一人ひとり時間をかけて
見つけていくしかありません。
焦らず、責任をもって。
今年も、必要としている一人でも多くの子どもが
よき大人と出会い、未来に希望を描くことができるよう
心ある支援者の方々とともに全力でサポートしていきます・・・!
いつも熱心に子どもたちと向き合ってくださっている先生方には
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
順調に自分のペースで学習に向かえている子、
今は学習よりも、エネルギーを蓄えるための時期を迎えている子・・・
一人ひとり様子は様々です。
それぞれの子どもたちの今とどう向き合っていったらいいか・・・
子どもたちを直接支えているご家族や先生方を
私たちはどうやって支えていけるか・・・
再度考えさせられる報告会でした。
先日は、東北大にて遺児支援のボランティア説明会に参加し
こうした私たちの取り組みを紹介する機会をいただきました。
全国各地出身の入学生や
外国人留学生も話を聴きに立ち寄ってくださり
「被災地の子どもたちのために何かしたい!」と思う人たちの
熱い気持ちを肌で感じることができました。
とはいえ、誰にでも簡単にできるボランティアではないので
私たちは慎重に、信頼できる仲間を一人ひとり時間をかけて
見つけていくしかありません。
焦らず、責任をもって。
今年も、必要としている一人でも多くの子どもが
よき大人と出会い、未来に希望を描くことができるよう
心ある支援者の方々とともに全力でサポートしていきます・・・!



